日本一を巡る旅 第2弾
隠れた日本一を巡ろうというこの企画も第2回目。前回は茨城県にスポットをあて、日本一の“吊り橋”、日本一の“はにわ”を訪れた。今回、スポットをあてるのは“山梨県”。今回の目的地は山梨県丹波山村にある日本一の“すべり台”。それと、もう一つ余興的な日本一を巡る予定である。実は前回の日本一を巡る旅は丹波山村のすべり台に行く予定が雨天中止になり、その替わりに実施したものだった…。
夏休みに入ってすぐの連休なので、道路は混雑しているだろうという予測のもとに、当初は前日の夜集合し、ウチで仮眠をとって早朝に出発する予定だった。しかし、Policeの白線流しにより車の移動が余儀なくされた…。
というわけで、しょべっちの強い要望で池袋のまんが喫茶へ…。どうやらしょべっちはまんが喫茶がはじめてらしい…。深夜1時過ぎに池袋に到着。昨日から不規則生活なので、全く眠くない…。はじめはPS2で時間をつぶす予定だったけど、ずっとまんがを読んでた…。
そして、早朝5時、ネーさんを迎え入れていざ出発。経路を決定する儀式(じゃんけん)をなぜか会社の前で行なった。今回目指す山梨県丹波山村は奥多摩の先なので青梅まで青梅街道、甲州街道〜奥多摩街道の2経路があるのだ。厳正なる儀式の結果、青梅街道で行くことになった。そして、あまりに全員が眠いためコンビニの駐車場で仮眠…。それから、奥多摩の山道を進み、午前9時過ぎに山梨県丹波山村に到着。
すべり台の営業は午前9時からと下調べ済み。だが、途中、小学生の軍団がてくてく歩いているのを見かけた…。この先にはすべり台以外何もない。もしや…。その嫌な予感は的中し、すべり台に到着してしばらくするとその小学生の軍団がゾロゾロやってきた…。
子供達に混ざりながらすべり台かと思っていると、なんとまだ他にも小学校の団体が予約をしているとのこと…。しかも、その予約のせいで小学生の軍団は利用できないと受付の人は軍団の総帥(引率の大人)に一点張り…。それを聞いて総帥はこれでもかと反論してる…。感情論…。ああいう大人にはなりたくないものだ…。
いずれにしても、このままいても総勢200人あまりの子供に巻き込まれるだけなので、予定変更。もう一つの日本一を巡ることにした…。そのもう一つの日本一とは山梨県六郷町。実はこの町は日本一の印鑑の生産地で日本一大きな印鑑が展示されてるとのこと。
しかし、ここ丹波山村から目的地の六郷町まではおよそ2〜3時間の行程。現在、9時。その後のことを考えると六郷町に行ってまた丹波山村に戻って、しかもそれから渋滞が予想される中を帰れなければならない…。
ということで、とりあえず、塩山市(だいたい1時間くらいの行程)を目指すことになった。雨の中、国道411号(この道も青梅街道というらしい)を進む…。触れてなかったが、この日は雨が降ったりやんだりの天候。明け方は豪雨と思えるくらい激しい雨だった。前回、雨のためすべり台企画が中止になったのに…。なんとも運のない…。
そして、約1時間で塩山に到着。雨はあがり、雲の隙間から太陽が顔を覗かせていた。とりあえず、市街地に向う。塩山で最も大きい(と思われる)微妙なショッピングセンター内の本屋で情報収集兼時間つぶし…。地方都市の真髄を見た…。
そして、再び丹波山村へ…。同じ道で行くのもなんなので、本で調べた大菩薩峠を経由して行くことになった。ここでずっと運転してきたしょべっちからネーさんに運転交代。山梨名物のワインや果樹園には目もくれず、すべり台を目指す…。
いったん国道20号(甲州街道)に出て、それから、大菩薩峠へと向う。山道に入るところでネーさんから運転席を明渡された…。センターラインのない山道。慎重にソロ〜リと進む。
視界が開けたと思った瞬間、巨大なダムが…。ということで、ちょっと寄り道してダム見学。日本一巡りの旅には不思議とダムに縁がある。前回のときも吊り橋のすぐそばにダムがあった…。それだけ山深いところに行っている証拠でもあるが…。車を降りてダムの端から端まで歩く。ここで日ごろ鍛えている感覚によりその距離をビシっと言い当てた。500mくらいの距離なら感覚で分かる…。今回のダムはだいたい東京コースの直線くらいだった…。
ダムを出発し、まだまだ登る。そして、また視界が開け、車がたくさん止まっていた…。適当な観光地だと思って通り過ぎたら、下り坂になった。どうやらここが大菩薩峠の頂上だったみたいだ…。そういえば、展望台らしきとこがあったっけ…。後悔しきり…。
国道411号に戻り、丹波山村を目指す。途中、ELGRANDに執拗にマークされたが、マイペースの逃げでなんとか逃げ切った。そして、午後1時、再び丹波山村に到着。さすがにお腹が空いたのですべり台のすぐ近くにあるレストランで食事をとることになった。
とろろ定食をたのみ、しばし待つ…。場所が場所だけに味の方は覚悟していたが、思った以上においしかった。外を見るといつのまにか雨が…。しかも、結構まとまった雨…。ここへ来て運のなさが出たのかと思っていたが、この雨がその後、恵みの雨となる…。
昼食もとり、いよいよすべり台へ向う…。雨はあがったが、路面は濡れている。受付に向うと、朝、軍団の総帥と闘った戦士(受け付けのおじさん)にこれからすべるのかい?と驚かれた。雨はやんでいても、ビショビショになってしまうらしい…。
ここまで来て帰るのもなんだから、すべって行きます!と言うとボードの料金を子供料金にしてくれた。ラッキー。このすべり台、全長247m、高低差42mで日本一らしいのだが、調べてみると日本中至る所に“日本一のすべり台”が存在する…。標高日本一なのは間違いないと思う…。
というわけで、階段を上ってスタート地点へ…。山の上から見る景色は絶景。まずはすべり台同好会会長のしょべっちが先陣をきる。そして、ネーさんが続き、最後に私が…。このすべり台、やたらとスピードが出る。もともとスピードが出る高速設計のすべり台らしいのだが、どうやら雨の後はよりスピードが出るらしい…。事実、アタックを繰り返すうちにローラーが乾いてきてスピードは落ちていた。ローラーすべり台を満喫するには雨の後がいい。ただし、その分ビショビショに濡れたのだが…。
2回目のアタックで、ゴール地点でネーさんが素晴らしい飛行を見せてくれた。ゴール地点でうまく減速しないとこうなる…。4回アタックしたところで、終わりにしたが、しょべっち会長は5回目のアタックに向った。すべるのは楽しいが、スタート地点まで上るのが…。日ごろの運動不足が祟る…。
日本一スリルのあるすべり台を満喫し、大満足で帰途についた。帰り道も違ったルートを寄り道して行き、そして、青梅でネーさんに運転交代。山道の運転とすべり台の疲れ+前日の睡眠時間2時間が祟って、その後は車内で熟睡してた…。
はじめは日記の延長で書いたのだが思った以上にさくさく書き進んだので、旅行記としてまとめた。本文中にもあるように日本中、至る所に日本一のすべり台があるらしい…。今後もヒマを見つけては訪れていきたい。もちろん雨の日を狙って…。